家事と育児と地方と仕事

発達障害の子供の育児と家事に追われて仕事もしつつ、熊本で頑張ってるお父さんの物語です

地震にあって必要だと思ったもの その2(取水制限時にも有効です)

熊本地震であったほうが良いと思ったもの ネコ砂 (取水制限にも有効)

ネコ砂ではなく簡易トイレが良いのでは、というお話を頂きました。確かにそうです。簡易トイレでよいのですが、ネコ砂の方が安く手に入れられます。4人家族で利用すると簡易トイレの場合は1日で2000円ぐらいかかります(15回分 一日4回×4人 アマゾン調べ)。

 

ネコ砂ですと、3日分で2000円ぐらいになりますのでかなりの節約になります。万が一残ってしまったとしても、アウトドアに行く時に使ってしまうこともできますし、ネコちゃんを買ってらっしゃればそのまま使うこともできます。

 

関東では今年はほとんど雨が降らず、取水制限も現実味を帯びてきました。一応念のために持っておかれてもよろしいかと思います。

 

 

夏じゃなくても体は洗いたい!

夏じゃなくてもやっぱり生きていれば夕方には体を洗いたくなるもの。しかし、水は貴重品になっていますので、体を洗うのには使えません。そこで考えられるのが、デオドラント商品類です。

 

いちばんはボディシート。アルコールが含まれていて、吹くことによって体の汚れが取れ、ものによってはさわやかな香りがついていて、体の臭いを和らげます。体を洗うことが出来なくても汚れが結構とれてさっぱりします。

 

仕事中などでも、利用することでいい気分転換になるのではないでしょうか?夏など特に夕方には多少なりとも体臭が気になりますし。

 

もっとドラスティックに考えるならば、消毒用アルコールのボトルを購入しておくことも良いかもしれません。消毒用アルコールをうすめてキッチンペーパーに含ませれば、ボディシートと同じような効果が得られますし、消毒にも使えます。

 

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スプレーもあると便利ではありますが、必需品ではありません。 

 

 

アルコールではノロウイルスを殺菌することはできませんが、アルコールを含ませたキッチンペーパーで手をふくことで汚れごとノロウイルスを除去しやすくなります。

 

ボディペーパーやアルコールが無い場合はタオルに多少の水を含ませて体をふくことになりますが、洗濯がなかなかできませんので洗濯物を増やす方向になるタオルの使用は控えることになってしまいます。

 

 

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タオルも枚数があると便利です。けがに使ったり、ものを拭いたり。 

 

 

頭はどうする? 臭う前に!かゆくなる前に!

頭も洗いたくなりますよね。特に夏場にはたまらなくなります。

解消するグッズはドライシャンプーです。

 

ドライシャンプーは阪神淡路大震災東日本大震災の時に有名になりました。入院したことがある方も使ったことがあるかもしれません。こちらはアルコールが主成分で、メントールなどの香料が入っています。

 

これを頭に振りかけてゴシゴシとタオルでふくと髪や頭の皮脂などの汚れが取れます。そして、何よりも爽快になります。気分が沈みやすい震災後には、こういったちょっとしたさわやかさでも結構心の支えになってくれるものです。

 

こちらもまた、消毒用アルコールを適度に薄めると代用が効きます。香料成分は無いので防臭効果は弱いですが、それでもないよりははるかに良いです。水だけで洗ったり拭いたりするよりもはるかに清潔に保てます。

 

ただし、肌の弱い人やアルコールでかぶれる人には使えません。使用上のご注意をよく読まれてからお使いください。

 

 紙皿?ラップ?アルミホイル?食器洗いもできない!

水道が使えなくなると食器を洗う事もままなりません。かといって汚い皿のまま食べる事なんてできませんから、使い捨てをする必要が出てきます。

 

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ここですぐに思いつくのが紙皿です。実際紙皿はあっという間にスーパーや百均の店頭から消えてしまいました。 

 

しかし、便利な紙皿も全く欠点が無いわけではありません。

 

一つは汁物にはむかない、という事です。ボール型の紙皿も売ってはいますが、撥水コーティングを紙にしているだけなのであまり耐久性が無く、熱かったりだんだんと水や油が浸みてきたりします。

 

もう一つは手で持って食べる、重量が重いものを食べるのには不向きという点です。あくまでも厚紙なので曲がってしまう事もあります。手でふちを持って食べるのは非常に難しいです。ましてや重いものになるとたわんでしまうので皿から落ちそうになります。

 

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 そこで登場するのがラップです。

 

普通のお皿にラップをかぶせるだけなので、特段珍しいことをするわけではありません。これだけでお皿が汚れなくなります。

 

そして、ラップの良い所は他にも使い道があるということ。もし、けがをした時には消毒した後ラップを貼っておけばけがの治りが速くなります。一旦消毒をしたらその後は消毒をせずにラップを毎日張り替えるだけでOKです。刺し傷や砂などを巻き込んでしまった場合には適しません。詳しくはラップ治療で検索してみてください。

 

ラップをねじれば紐になりますし、寒い時には巻きつけると一時的ではあるものの防寒着の代わりになります。

 

お皿にかぶせるときの注意点としては、はし先でついつい破いてしまうことです。やっぱりラップなのでどうしても強度は足りません。気を付けて食べないと結局私のように洗わなくてはならなくなります…。

 

 

アルミホイルも同様です。

アルミホイルの利点は高熱にも耐えられること。調理器具の上にかぶせる事で洗わなくて済みます。両方とも持っておくことをお勧めいたします。

 

万が一洗わなくてはならなくなった時には消毒用アルコールを吹き付ける事で油汚れはかなり取れます。アルコールはあぶらを溶かすことが出来ますので水を節約できます。

 

まだまだあるぞ、節水・防災グッズ

これは絶対にあったほうがいいというのがビニール袋。それも様々なサイズを準備しておいた方が良いです。ゴミ袋や雨ガッパの代わりになる45L袋、お皿が入るサイズも様々な小物を入れるのに重宝します。チャック付の厚めのビニール袋は食品を入れても水分が漏れません。

 

給水車から水をもらう時に使えるビニール袋もあったら便利ですが、普段の生活であまり使用しないので、わざわざ購入するよりは大型のポリタンクを購入したほうが後々便利かと思います。

 

意外と思いつかないのが下着類です。

水道が断たれてしまうと基本的には洗うことが出来ません。しかし、洗わないと気持ち悪いことは事実です。とりあえず交換できるだけ交換しておいて後で洗う形にしか今回はできませんでしたが、良い方法があります。

 

それが、使い捨て下着です。

Amazon使い捨て下着一覧

女性用もいろいろあります。使い捨てブラというのもあります。男の人はとりあえずはければ何でもよいでしょう。

 

配管が壊れると水は本当に手に入りません。あるいは、何らかの形で水源が汚されたり今回の空梅雨のように雨が降るはずの時に降らないと同様のことが起こり得ると思います。

 

いかにして使わないか、いかにして飲み水を確保するかが重要な課題になります。熊本地震では、自治体がまったく水を準備していなかったために多くの人が水が無くて右往左往し、苦しんでおりました。今からでも遅くはありません。しっかりと水の準備と節水の準備をしておきましょう。

 

まとめ

生活用水も入れると、一日に最低10リットルは必要とされています。熊本地震では、給水車もいつ来るかがわからず、配給量も制限されました。ある程度自分のことは自分でまかなえるようにしておかなければなりません。

 

水そのものを大量に準備するのはもちろんのことですが、水を溜めておくためのタンク、節水するための各種グッズもしっかりと準備して、断水期間を乗り越えましょう。地震とは関係なく渇水が起こりやすい地域では準備されると良いものです。