家事と育児と地方と仕事

発達障害の子供の育児と家事に追われて仕事もしつつ、熊本で頑張ってるお父さんの物語です

震災でもすごく便利!時短料理のオススメ3選!!

この記事はこんな人にオススメです

  • 災害時に役立つ防災グッズの準備をしたい
  • 時短料理で楽したい

 

 

 

いつものご飯は無洗米で

毎日のご飯、どのようなお米を食べてます?我が家では玄米をためておいて、精米したての無洗米を使っています。

 

無洗米はとてもいいですよ。本当に便利です。専用のカップではかって水を入れて炊飯ボタンか予約ボタンを押しておしまい。急速で炊けばたった40分程度で炊けちゃいますし、子どもや料理が苦手な人でもカンタン。手間もかからず汚れず水も節約できちゃいます。子どもにお手伝いさせるのにも安心安全。

 

無洗米の利点は震災時でもいかんなく発揮しました。当然とがなくていいので水を節約できます。鍋とビニール袋で炊くこともできます。ただ、この時には鍋の中に沈めたビニールに入れた米の下に敷くものが必要となります。カセットコンロさえあればなんとかなるわけです。

 

また、普通のお米の表面には白糠という水を白く濁らせる層があるのですが、この層には油が含まれており時間がたつと酸化して変なにおいの原因になります。しかし、無洗米はこの白糠が極めて少ないので劣化がしにくいという特徴もあります。

 

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弱点としては少々値段が高いことではありますが、研ぐ際に普通のお米は3%目減りしていることや手間暇と上下水道代を考えればそんなに違わないのではないかと。美味しくないという人もいますが、全く同じお米を比べてないのでそれもどうかと思います。

 

話はそれてしまいますが、もともとお米は品種の違うお米でも魚沼産コシヒカリとか言って売ってしまう世界なので、無洗米だからまずいかどうかは言いきれませんよ。美味しいお米がほしいのであれば信頼のできるお米屋さんや生産者から購入するのがよいでしょう。

 

 

さらに手軽なのは?

やっぱりパックご飯でしょう。賞味期限が10か月と長いのも安心です。電子レンジでもゆでても食べられるようにできるのでとても便利です。しかし、かさばるのと1食当たりの値段がやや高いことが難点ですね。捨てる時にもがさばりますがいざとなればしかたがありません。

 

電子レンジでもこのままゆでても食べられます。

 

アルファ化米よりも早く食べられるので急いでいるときには重宝します。 調理の際にゆでなければ水がいらないこと 、お米に比べれば早く食べられるのは本当に良いです。

 

 アルファ化米はあまり味が良くないですね。手に入れて食べてみたものの、お湯だけで調理できるのはいいのですが、白米はパサパサしていてちょっとゲンナリしてしまいました。炊き込みご飯のキットじゃないとチョット飽きてしまうかも。

 

時間もお湯を入れて15分、お水を入れて60分なので急場しのぎやお湯も使えない時には便利ですが、おそらくはあまり長く食べ続けることはできないような気がします。

 

その代わり、 ゆでなくてもお湯さえあれば食べられますし、水でもふやかすことができます。電気もガスもなく、水だけしかなかったとしてもこれさえあればご飯が食べられるというのは大きな利点です。一食あたりも重さとしては軽いし。

 

 パスタも時短に?ビニール袋でできる時短パスタ!!

 時短料理のレシピが、NHKのためしてガッテンや所さんの目がテンなどで出されていますが、これらは震災時に本当に役に立ちます。

 

特に、火を使わなくていい料理や、調理時間が短縮される料理は震災時には本当に役に立ちます。

 

私がよく使っていたのはこれ。

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水にスパゲッティをつけて1時間以上、欲を言えば2時間ほどつけておく方法です。通常ですと適当な容器やフライパンに入れて水を吸わせるのですが、半分に折ったスパゲティをビニール袋に入れれば余分な水をつかわずにすみます。

 

この方法は、本当に調理時間が短くなります。ゆで時間が1から2分程度で済みます。お湯に投入したり、電子レンジで あっためるだけですぐに食べることができますし、米よりも水を節約できます。

 

 

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袋ごと電子レンジで温めるとこんな感じできれいにゆだります

 

 

 

震災直後はどうしてもこうしても物資が手に入りにくくなります。熊本地震も例外ではなく、カセットコンロそのものやガスカセット、カップラーメンや米などがあっという間に消えました。あ、そうそう、電池もです。

 

道路が復旧するまでは物資がほとんど手に入りません。しかも、食料や生活にかかわる物資が優先されて運ばれてきますので、1ランク優先度が低いものは後回しにされてしまいます。

 

電気が切れてしまえばカセットコンロしか調理に使うものがなくなります。灯油やガソリンコンロでも同じように燃料を調達するのが難しくなります。すると、燃料をいかに節約してなるべく使わないようにすることが重要になります。

 

日ごろからこういう料理を取り入れておくと、ガス代や電気代を減らすことができます。水につけておく時間は長いですが、食べる予定の時間から逆算しておきつけている時間に別の事をしておくと便利です。

 

最長9時間ぐらいまでは麺として食べられるので、寝る前につけてしまってもいいですね。朝からさっとパスタが食べられます。必ず水に長時間つけるときには冷蔵庫へ。お腹痛くするかもしれませんから。

 

いつもの食生活でも使える時短技の一つです。

 

 

その他の時短節約料理

その他の時短節約の方法としては『ふた』です。フライパンでもふたを閉めて焼いたりゆでたりすることは、非常に水蒸気と熱が逃げにくくなり結果として短時間の調理になります。

 

また、ふたさえすれば、ゆでたまごにしても、ブロッコリーにしても大さじ3杯くらいの水で火を通すことができます。水は震災後はとても貴重なものになるので、燃料・水を節約するゆでる際に必要なテクニックになります。

 

あとは、乾物です。ほとんど乾物なんて使ったことがない人が多いでしょうが、使わなければもったいないです。

 

干しシイタケ、かんぴょう、切り干し大根、海藻類などは水戻しやお湯をかけることで食べられるようになりますし、使った水はだしとして利用できます。震災中はストレスから便秘を起こしやすいうえに食物繊維を含んだ食べ物が極端に少なくなりますので、これらを常備しておき、いつでも食べることが重要になります。

 

戻したのものをサラダやスープにしちゃいましょう。戻し汁ごと日にかけて味付けすればスープに。戻し汁を捨ててマヨネーズやドレッシングをかければサラダになります。

 

その他、そのまま食べることはできませんが豆類や高野豆腐などもあると便利です食事にバラエティを加えることができます。

 

被災してよくわかったのが、物資がいつ来るかわからないのは結構苦痛です。避難所にいれば物資の心配はしなくてもよいのですが、子供が小さいご家庭や知らない他人との共同生活で心身ともに疲れ切った人の話をよく聞きました。

 

やはり、ある程度自立できるように日々ちょくちょく蓄えておくことやそれを使って料理すること生活することに慣れておくこと。 これは本当に必要でした。

 

 

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